山の足跡 2026年6月1日2日雲取山登山

スポンサーリンク

食事
1日目夕食
親子丼 鳥肉団子 根菜の味噌汁
2日目 朝食
しめじとキャベツと手作りベーコンのペペロンチーノ ポタージュスープ
菓子パン2個 おこげせんべい
プロテインバー 羊羹 ゼリー飲料
塩タブレット キャラメル
水1.6L (途中で補給するため少量)

今回も雲取山登山。
トレーニングとして登ることにしました。
AIとの対話型トレーニングを開始して約1ヶ月。
体重を5kgほど落とすことができました。
今回は体力がついているかどうかに加えて
ご無沙汰だったテント泊の練習も兼ねました。

テント泊は2024年に行ったきり。
しばらくやっていないと色々忘れてしまうものです
忘れることの一つが重さ。

テント泊ということは、テントは当然として
寝るためのマットや寝袋、
夜を過ごすための防寒装備類、
宿泊用の食事や食器などが必要になり
重さがグッと増します。
それに久しぶりということも加わって
いるものいらないものの選別の甘さも出て来ます。
結果として17kgの荷物になってしまいました。

背負ってみると思いの外、足は動きます。
これはトレーニングの成果か。
しかし、減量した分を帳消しにする荷物の重さ。
足元にあるゴミを拾おうと屈んだ時、
想像以上の重さが加わって足に力が入りました。
また、坂で登る時も同様、
体があっという間に暑くなってきます。
そういえば、こんな負担だったな。
などと思い返しながら一歩一歩確実に歩きました。

重い荷物を背負い林の中を歩き続けました。
雲取山は樹林帯が多く、ほんの一部でしか景色が開けません。
宿泊予定の七ツ石小屋まで暗い道が長く続きます。
それでもところどころで見える富士山や花、
そして何より「前より歩ける」という実感のおかげで
一歩一歩先に進むことができました。

七ツ石小屋に到着。
テント泊の予約をして、必要なものだけ取り出し
残りをデポして再スタート。
雲取山を目指します。
テント場には午後4時までに戻らなくてはいけません。

必要のない荷物を置いて身軽になったことで
歩きが圧倒的に楽になりました。
制限時間があるので七ツ石山はスルー。
平坦な巻道を通って数十分でブナ坂に到着。
しばらく景色の開けた道を楽しむことができます。

前回と違って好天に恵まれたこともあって
富士山や南アルプスを眺めながら楽しく歩くことができました。
エゾハルゼミや鳥の鳴き声を聞き、
鮮やかな新緑の木陰で涼しい風を受け、
どんどんと足を運びます。
やがて再び樹林帯に入り坂も急になりますが
テント場前までの重さから解放された足腰は
力強く前に向かって踏み出し続きました。

やがて山頂に到着。
ここまでの景色の集大成を振り返りつつ
持って来た菓子パンでエネルギー補給。
今回は調理器具を置いて来ているし
制限時間のため急がなくてはいけないので
調理はできませんでした。
でも、久しぶりのハイカロリーな甘いパン。
じっくり味わって食べ……るつもりでしたが
結局、あっという間になくなってしまいました。

1ヶ月前の蛭ヶ岳の山頂では、食べ物が全く喉を通りませんでした。
あまりの疲労で血液が筋肉にまわってしまい、
血液不足の内臓が動きを止めてしまったのが原因だとか。
思えば、その理由をAIに聞いたのがAIトレーニングの始まりでした。
こうして体力を使った後でも食べれるようになったのだから
確実に効果は上がっているようです。

帰り道も身軽。
登山の楽しさは下山にこそあると思っています。
少し霞がかっているものの良い眺望を楽しみながら歩きました。

テント場に戻ってもたもたしながらも
何とか設営完了。
寝転がると一気に気持ちがくつろいできました。
くつろぎすぎてご飯を作流のも面倒に……。

その後、親子丼を調理。
数年前、塩見岳で作った時はとても美味しかったので
久々に食べたくなり、また作ることにしたのですが
フライパンでなくメスティンのふたを使ったところ
具が焦げてしまったり、タレが蒸発したり、と散々。
残念ながら失敗に終わりました。
ご飯ももう少し火を通したかった。

とはいえ、今の体調であれば
多少不味くとも歩き回った後でも問題なし。
勢いに任せてすべて平らげました。

歯磨きのために外に出たらテント脇にお客さん。
小屋には二匹の猫がいるのですが、
支配人猫のでんごろうさんではなく
パッチくんがテントにぴったりと寄り添っていました。
小屋内に戻っているとばかり思っていたのでびっくり。
寒くない?という問いかけもどこ吹く風、
じっとお行儀よく座っていました。
そしてパッチくんが狭いテント内に侵入。
お願いしたらちゃんと外に出てくれました。

山頂は17度くらい。
夜になるともっと冷え込んでいるとはいえ
冬季用の寝袋にシーツと濡れ防止のカバー、
さらに念の為のカイロもあったので
寒さは全く問題ありません。
でも、とにかく地面の硬さが辛い。
ウレタンマットでは包み込めない
石の凸凹もあり、寝付けませんでした。
そのままうつらうつらと夜を明かして早朝。
結局そのままほとんど眠れませんでした。

テントから外に出ると曇り空。
でも富士山はむしろ昨日よりもはっきりとしています。
久々の朝一番の山の空気。
下山する前に散策することにしました。

でも、その前にまずは食事から。
朝食は前回失敗したパスタ。
つけ置きではなく3分茹で上げのものにしました。
山のパスタで難しいのは茹でた後のお湯。
捨てることはできないので処理が必要です。
今回はギリギリの分量で茹でて
残るお湯がないように作ってみました。
前回のようにぐずぐずにはなりませんでしたが
アルデンテとは言い難い芯の残り方と
やや弱かった食材への火の通り、
そして何より塩気が足りない……。
失敗とはいかないまでも今一つの出来上がりでした。
前回よりもステップアップできた、ということで
次こそは美味しいパスタができるはず。
そう前向きに捉えることにしています。

その日、もう一つのテントがあって
女性の方が宿泊されていました。
お話をお伺いすると
何と金峰山から縦走されてきたとのこと。
遥々遠くから山の中で5泊6日。週に1回は登山。
ただただ驚くばかりでした。
僕も少しでもタフになりたいものです。

食事を終えて散策。
まずは昨日行けなかった七ツ石山山頂へ。
相変わらずの曇り空でしたが
富士山もくっきりと見えました。
そのまま来た道を戻って、途中で道を変え
千本ツツジ方面へ。
今の季節がちょうど見頃ということで
足を運ぶことにしました。

一度だけ通ったことのある道。
しかし、もう10年も前のことなので新鮮な印象でした。
視線の先で鮮やかな花びらの色が目に飛び込んできます。
開けた場所では再び富士山が。
そしてエゾハルゼミを直接見ることもできました。

千本ツツジから少し下ったところまで様子を見たけれど
しばらくは杉林が続くばかり。
あきらめて戻り、そのまま上のルートを登り
テント場まで戻ることにしました。

足元のワラビが気になりつつも
やはりここでもツツジが
そして再びエゾハルゼミ。
そして最後に満開のズミ。
真っ白な花が目に飛び込んできました。

色々な出会いに満足して小屋に戻り
ゆっくりとテントを片付けて荷物をまとめました。
ずっと食べずにいたドライソーセージ。
賞味期限は2年以上切れていて色も変色。
思ったよりもパリッとした食感が残っていたものの
やはり不安になって飲み込まずにそのままゴミ袋へ。
ゼリーだけ口にしてテント場を後にしました。

あとはゆっくり下山するだけ。
見慣れた景色も朝の爽やかな空気の中、
のんびり歩くのもなかなか楽しかったです。

無事下山。
失敗も数々あったけれど
トレーニング効果を実感できたのは
とても嬉しかったです。
登山中の体の動きだけでなく、
食べてエネルギー補給することも
かなりできるようになりました。
また体づくりとして雲取山にお世話になりたいと思っています。