2022年9月2日レコーディング「登山後の厄払い」

レコーディング

間食
豆乳フルグラ3杯チョコ2 アメ1
食事
ご飯餃子納豆おからいりこんにゃくの炒め煮キュウリの三五八漬け味噌汁
運動
雨のため休み

今日ではなくて登山帰りの話です。

聖岳、光岳の縦走を終えた日は体がボロボロでした。

予定外の移動が重なりバイクのガソリンも空。
あまりに山奥でガソリンスタンドも見つからず。
iPhoneの地図アプリも何故か逆方向を示す始末。
山の中を行ったり来たり。
車通りのない荒れた道を心細くなりながら走る。
日付の変わる頃にやっと24時間営業の漫画喫茶に飛び込めました。

眠気覚ましに途中で飲んだコーヒー。
それが効いたのか眠気がありません。

どうせ眠れないんだろうな、と目を閉じたらそのまま気絶。
気がつくと朝の5時を過ぎていました。

足の痛みもすっかり消えています。
自分の体の雑さを感じながら店を後にしました。

時刻は8時過ぎ。
バイクを軽快に走らせていると諏訪大社の文字が目に入ります。

ジャンプの漫画『逃げ上手の若君』の舞台にもなる神社。
中先代の乱なんて日本史でかろうじて触れた程度。
それでも歴史のある神社なんだろうな。
そんなことを考えてふと、足を運んでみました。

観光地巡りのしない僕にはめずらしいことでした。
時間が中途半端だったのでほんの気まぐれです。

いきなり大きな鳥居。
普通の鳥居よりずっと大きい。
大きさに対する畏怖はそのまま神様への畏怖につながるのかもしれない。
山が信仰の対象になるのと同じだなぁ、と思いながら鳥居の下をくぐる。

さらに奥にも鳥居。
少しずつ気温が上がってきた。
年配の方が体をストレッチ。
ご近所さんの散歩コースらしい。

手水からこぼれた水をこれさいわいと蝶が水浴びしている。
一匹のオニヤンマの姿をみかけると、どこかへ姿を隠してしまった。

イボ石神……。
ニッチな神様もいらっしゃるもんだ。
イボに悩まされることはないけれど、腫瘍もイボの一種。
お賽銭と石を捧げ無病息災をお祈りする。

旧字体と光の反射で読みづらい。
懸命に頭の中で翻訳していると”海苔”とある。

はて？
海のない地域になぜ海のコケが？
アプリ辞書で調べてやっと気づく。

“のり”。

海苔の会社のお礼の石碑だった。
自分の察しの悪さとど忘れに笑ってしまった。

そういえば今年はまだ元朝参りを済ませていない。

そんなことを思い出しておみくじを引いてみる。

吉。

当たり障りのない言葉が並ぶ。
おみくじで大吉を引いたことなんてない。
名前を大吉にしているのに……。

さらにお守りも買おうと授与所を眺める。
まだ開く時間ではないらしい。

……とそこに”厄除け”の文字。
そういえば厄払いもずっと放置したままだ。

飛び込みでも大丈夫らしいのでお願いすることにする。
歴史ある諏訪大社で厄払いしていただくのは霊剣あらたかだ。

待っている間、必死に玉串奉奠の作法を覚える。

やがて時間になり、他の希望者の方と同行。
一般人立ち入り禁止の本宮に足を運ぶ。

他に祈祷希望のかたは二家族。
それぞれ祈祷内容も違う。

登山後の足の痛みは抜けたとはいえ久しぶりの正座は辛い。
ごまかしごまかし足を重ね、何とか祝詞を受ける。

そういえば、家にも祝詞集があったな。
そんなことを思い出していると僕の番になった。

神主の方が住所と氏名、年齢を読み上げ祝詞を上げる。
頭を下げながらその言葉を聞いていると何か感動めいたものがあった。

許された。

そんな気がした。
諏訪の歴史がそうさせたのかもしれない。
あまり信心深くないはずの僕もふっと気持ちが軽くなった。

玉串をかざし、ぎこちなく納める。

そうして僕の数年越しの厄払いは終わりました。
この後でもう一度引いたおみくじは小吉。
相変わらず大吉は引けません。
でも、軽くなった体は家までの膂力を確実に取り戻したのでした。

かんがえごと

最近おもしろgifスレないよね：コピペ情報局
猫が雪に沈んでいく……。表情で笑ってしまいました。

【動画】認知症おばあちゃん系YouTuber、話題になる：凹凸ちゃんねる
実際の症状を見て学ぶことができると考えると非常に意義のある動画だと思います。

登山中どんなに水ゴクゴク飲んでも大はおろか、小すらしないなあ：登山ちゃんねる
小の回数は確かに減りますね。大は野菜不足で硬くなってるんだと思ってます。

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