日本政府は債務を減らしたくて債務を増やしている、という奇妙な事実。

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前回のシミュレーション結果でわかったこと。
それは現在の消費率を踏まえれば、
以下の三つのようになります。

・減税は債務を増やす。
・減税はGDPを増やす。
・減税は増税よりも財政健全化を進める。

*ずるいですがここで注釈を。
何度もAIと討論を重ねた結果、
減税が必ずしも財政健全化にならない、
という結論になりました。
・収入の半分以上を貯蓄する。
・減税が2100億円以下。
この場合、財政は悪化してしまいます。*

減税と増税。
それらは債務残高にもGDPにも影響を及ぼします。
にもかかわらず、財政健全化を進めるのは減税。
その理由は、債務を増やす以上にGDPを増やすから。
そのような結果が導き出されました。

増税は債務減少、GDP減少、財政悪化。
減税に債務増加、GDP増加、財政健全化。

このような結果が明らかになりました。
にもかかわらず、日本政府は減税に反対。
むしろ消費税を上げるつもりでいるとも聞きます。
しかし、増税には債務減少という長所しかありません。
では、なぜこのような手段を選ぶのか。
それは日本政府が「債務残高減少」のみ求めている。
その結論に至りました。

今回の話はここからになります。
日本政府は「債務残高減少」のみを求めている。
それは本当か。それを理解するのには
「国家予算を組む流れ」を知る必要があります。

国家予算は、前年度の歳出を参考に作られます。

その予算通りに歳出が収まればいい。
しかし、そうなりません。
歳出が色々な原因で増えてしまうのです。

その不足分を補うために、国債を発行します。

この国債が債務として扱われ、問題となっています。
一番の原因は社会保障費の増大、と言われています。

しかし、このことについても疑問があります。
なぜ、予算をゆるくしないのか。
予算を組む時に、よりゆとりのある予算にすればいい。
そうすれば、そもそも国債発行しなくていい。
債務を増やす必要がないのです。

初めから予算を多くする。
そうすることで想定外のことが起きても
全く問題がありません。
国債を発行する必要がないのです。

では、予算を組むのは誰でしょう。
そう、日本政府と財務省です。

予算を緩く決めるだけでいい。
それだけで国債を減らすことができる

日本政府と財務省は
わざと予算を厳しく決めて
わざと債務を発行するようにしています。

ここで冒頭の疑問に戻ります。
日本政府が債務残高の減少のみ求めている。
しかし、債務残高を増やすようにしている。
なんという矛盾でしょう。

ちなみに、このような
厳しい予算の決め方をしている国は
日本だけ
みたいです。
G7でここ20年ほどの間に税収上振れは14回ほど。
その14回はすべて日本です。

ますます謎が深まりました。
次回は「なぜ日本だけが予算を厳しく組むのか」。
そのことについてまとめたいと思います。